【心の準備を行う】 成功者の格言

一流のセールスパーソンは違います。彼らは、前もって商談の手順を考えます。お客に言う言葉を準備し、心の中でリハーサルを行います。これは、アスリートをはじめ、あらゆる分野のやり手たちが全力を出し切るために行う方法です。セールスのやり手も、来るべき決戦に向けて心の準備をするのです。

(ブライアン・トレーシー 『私の営業方法をすべて公開します!』 PHP)

ビジネスだけではなく試合や試験など、何事においても準備というのは本当に大切です。

では、準備とはどういうことを指すのでしょうか。私は準備とは、多角的な視野で物事を観察し、変化を見るトレーニングであると考えます。

物事を一つの視点でしか考えられない人は、自分の理想通りに事が運ぶと思い込んでしまいます。

そうすると、本番で手順が狂ってしまったり、相手の出方が違った時に、相手に合わせて修正できず、失敗してしまうことが多いのではないでしょうか。

一方で、色々なパターンを考えて、それに合わせた戦略を練っている人というのは、たとえ本番でミスをしたとしても、すぐに軌道修正できてしまう人だと思います。

そして、こうした両者の違いが生まれる理由、それは、準備に掛ける練習の量であると考えます。

例えば、日本を代表するプロのテニスプレイヤー錦織圭選手がコーチであるマイケル・チャンと行った練習方法は有名です。

チャンはネット際にわざとボールを落とし、コートの一番遠くに立つ錦織圭選手にそのボールを相手コートに返させるという、通常ならばプロが到底やらない様な過酷な練習を何回もやったそうです。

するとそのうち、どんなボールが飛んできても対応できるという安定した自信を身につけることができたのです。

自分が強くなれば相手も強くなっていく。これは世界の変化と同じかもしれません。ビジネスであれば競合先が増えたり、今まで流行っていたものが廃れるといったことでしょう。そうなる前に、我々は相手以上に練習して強くなり、新しいトレンドを生み出せるような勢いを付けていなければいけません。

相手を観察し、変化を読み取る目を養う。何が起きても大丈夫というマインドを築くこと。

地震や先日起こった100年に一度ある様なイギリスのEU離脱決定。そうした動きでマーケットは一瞬で変化し、株価が暴落、大変な損失を被ることになります。

常に危機感を持ち、その為に準備、練習が必要というわけです。練習を重ねて自信がついた人間は感情に流されず、常に平常心で本番に臨み、結果勝てるのです。

本番中でも、さっと正しい方向に舵を切れる安定した心であること。そうなれば最強ですね。

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ジェームス・スキナー

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