【どんな人物かを見極める】 成功者の格言

できるだけいろんな人とつき合いなさい。そして、会ったら五分でその人がどんな人物かを見極めなさい。それができなければ、いろんな痛い目にあうよ。まあ、若い頃は死なない程度に痛い目にあったほうが、自分のためにはなると思うけどね。

(本田健 『ユダヤ人大富豪の教え』 だいわ文庫)

その人が良い人か悪い人かの見極めって、本当に難しいですよね。例えば、お勤めの方であれば社内の組織変更というのはある一定の頻度で実施されますよね。私の経験では、年に2回はありました。

それも、やっと場の環境に慣れ、ようやく仕事の流れも分かってきた時で、次は問題の部分をどう改善するかだ。と考え始めた頃に変更になる事が多かったです。

当然、周りからはいい加減にしてくれといったように非難の声が常にありました。

しかし、経営側の立場からすれば、この組織変更というのは、「心機一転このように体制を整え、利益の追求に励みます。」という様に、取引先や銀行へのアピール材料の一部としての見方もあるようです。

会社はできるだけ受注を確保して売上を伸ばさなければいけませんし、それによる設備投資の為に銀行から融資も得なければなりません。ですので、組織変更というのは会社全体を俯瞰的に見た改善という意味でもあるのでしょう。

ですが、これをしょっちゅうやられると、従業員の立場からすれば迷惑な話ですよね。

さて、こうした事によって付き合う人間というのもどんどんと変わっていきます。時には海外の方と接する場面もあるのではないでしょうか。

では、まずは自分の上司について考えてみましょう。新しい上司と上手く付き合う為には、やはり上司の性格を知るという事が非常に重要になってきます。

その人が大真面目な人なのか、それともいつも冗談を言って笑いを求めてくる人なのか、そういった事を感じとっていかなければいけません。

冗談を言う人に真面目に答えても、相手にとってはそれが不適切な対応と判断されてしまいます。ですので、いつも自分が正だと考えて、誰にでも同じ様に接していれば、自分は正しい事を言っているのに評価してもらえない。

何がいけないのか分からない。そして、一体何が正しいのか分からない。といった様に、相手に振り回されて自分を見失うという事にもなってしまいます。

大切な事は、自分という軸はしっかりと持っておいて、やはり相手の出方に合わせるという事でしょうね。

しかし、合わせ過ぎてしまうと、逆に自分の軸が相手の軸に傾いてしまうという事にもなります。よく、あいつはあの部署に移ってから悪い方へ染まってしまったな。なんていう事もよく聞きました。

特に入社して間もない若い世代が陥りやすい状態です。こうした若い世代は軸が不安定な上に、たとえ悪くてもその場に染まらないとやっていけない立場ですからね。ですので、もしも経営の立場であれば、この実態を考えた上で体制を組むべきだと思います。

次に部下ですが、それはそれは色んな人間がいますよね。指摘をして正す者もいれば、余計に不貞腐れる者もいます。

一番いいのは全員が真面目な人間である事ですが、なかなかそうはいきません。なので、全員に良い顔なんてできません。いつも明るく振る舞って全員が正しい方向を向いてくれればいいのですが、中には不満チックな者がいます。

さて、問題はこういった者とどう付き合うかという事です。

例えば一つ目として、考え方を改めさせて悪から善へ人格を変えていくという方法。二つ目として、悪い態度を許してできるだけそれ以上悪くならないように穏便に接するという方法。三つ目として、喝を入れてそれでも良くならなければ強制的に退場させるという方法があります。

さて、あなたならどうしますか?では、この中で一番してはいけない事は何だと思いますか?

そうです、悪い態度を見過ごして許してしまうという事です。これをすると、大ごとにならず一見全て丸く収まった様に感じますが、何がいけないのかというと、周りに影響を与えるという事です。

周りの真面目な人間が、何故あの人の態度は許されるのか、私達は我慢してやっているのに、自分達もそうしてみたいものだわ。こんな風になってしまいます。

そうなると、一人の為に全てを失うという事になってしまいます。やはり、ガンはガンです。取り除かなければいけないんです。勿論、治療して治れば最高ですけどね。

それから、人を見極めるという事に関して言えば、言って理解して正してくれる人なのか、言っても無駄な人間なのかという事を早い段階で気付かなければいけません。

だらだらしている間に、ガンがどんどん進行していき、周りの組織を破壊し始めますからね。

また、人を見る眼は、こうした様々な人格の人達と接する事で養われていきます。相手がどんな人間かというのは、年上の方に対する態度だったり、年下に対する態度、自分と利害関係の無い者に対する態度などを見れば分かります。

人の器というのは、その人の一方向だけ見ていても見抜く事は難しいものです。人間というのは、自分を高く評価して欲しいと考えるもの。その上で、立場の異なる弱者や他人とどう接する事ができるのか。そこに人格の本当の姿があります。

私は以前、会社を辞めてコンサルティング会社を立ち上げた方が、今まで親切にしてくれていたのに、会社を辞めると伝えた途端、素っ気ない態度を取る人がいた。その時が一番、人間味が分かった瞬間だったよ。そう話されていた事をよく覚えています。

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ジェームス・スキナー

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