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【感謝の心を育む】 成功者の格言

感謝の気持ちを忘れないでいると、人生はすばらしいものになる。感謝の心を育むことは、人生の深みを増すことである。生きている限り、感謝の心を忘れないようにすること。
(アンソニー・ロビンズ 『アンソニー・ロビンズの運命を動かす』 三笠書房)
感謝という感情は、我々にとって最も精神性の高い感情です。人からの贈り物、経験からの贈り物、そして忘れてはならないのが、自分という命が存在しているという事。
私もそうですが、何かを目指していると、普段の当たり前に感謝するという事を忘れてしまいます。
なんで嫌な会社に毎日行って、奴隷の様に同じ事をやらないといけないのか。それに朝も早いし、もっと楽をしたい。
人と話すのも面倒で嫌だ。できれば人とかかわりたくない。一人でいたい。人間関係にはもううんざりだ。
仕事の事や、人付き合いにおいて、こうした悩みが全く無いという人はほとんどいないはずです。誰であっても一つや二つ、嫌な事へのストレスを抱えているものです。
人の成長という過程で言えば、この不満や疑問は大切な事であって、現状打破に対するエネルギーでもあります。
成長する事、上を目指すというマインドは大切な事です。私もそればかりを追求してきましたし、これからも同じです。
今に満足していたらダメだ。そう思い続けていればいるほど、今の有難さなんて考える余地はありません。
でも、落ちついて考えると、この様に考える事ができます。
自分には、働ける会社があるという事、朝を迎える事のできる家があるという事、車に乗って通勤できるという事、好きな人と会話ができる口があるという事、好きな人を見る事のできる目があるという事、行きたい所へ自由に行ける足があるという事・・・・
今自分がしている事を当然の様に感じている事。
あなたはどう感じますか?ちょっとした些細な事で気分を害し、怒ったり、苛立ったりしている人ほど、こうした当たり前にできている事への感謝を忘れているのではないでしょうか?
成長と今現在の平和は両方大切だという事です。上を目指すという願望を持ちながら、今に感謝できる心を持つ事は、感情に流されない成功者になる為の条件でもあります。
日々生活していると、色々な不安や恐怖がある事でしょう。そんな時は、一度目線を下に下げ考えましょう。
別にそれが原因で命を落とすわけではない。広い世界の中にある自分だけのちっぽけな世界。
そんな世界で自分以外誰も知らないちっぽけな事で悩んでいただけなんだ。それがどう転ぼうが世界は何も変わらないのに。
そう心をコントロールする事ができれば、あなたの心は穏やかになり、生きていられる自分にさえ、感謝できるようになれるに違いありません。
成功していても、小さな感謝を忘れない。だからこそ、堂々たる成功者なのでしょうね。