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【創造性を生みだすために】 成功者の格言
創造性は、三つの要因によって刺激されます。①明確な目標、②押し迫る問題、③具体的な疑問。この三つを、なるべく頻繁に活用してください。
(ブライアン・トレーシー 『私の営業方法をすべて公開します!』 PHP)
私達の近い将来は、人工知能の発達によって人間が普段している労働をロボットが代わりにするようになると言われています。
そのお陰で仕事の生産性は10倍近くもアップし、日常のコストも下がり、より便利な生活を送れるようになるという期待があります。
その半面、ロボットが運転手や看護師、ウエイターなどを代行すれば、その需要が少なくなる他、ほとんどスキルを必要としない仕事は完全に無くなってしまうという問題もあります。
しかし、グーグル創業者のラリーペイジは、こうしたテクノロジーの進化によって人間の仕事が奪われ、人間に生きる気力を失わせる恐れがあると考えながらも、効率がアップするという事を分かっていながらそれをしないというのは罪同然だとして、より一層テクノロジーへの投資を行っていく考えです。
実際に機械が仕事を代行し始めている米国では、生産性が向上しているが雇用が無く、失業率が上昇している状態にあります。
このように、コンピュータが数多くの仕事をするという現実は必ず起こり、20年先には大半の者が今とは異なる仕事をしているだろうと推測されています。
コンピュータの代行によって無くなるであろう仕事には、某大学の教授によって、電話営業マン、経理担当、データ入力者、タクシー運転手、レジ係、医療事務員、モデルなどが挙げられています。
一方で、無くならない仕事として、医師、看護師、学校の先生、人事マネージャー、コンピューターシステムアナリスト、経営者などが挙がっています。
コンピュータが唯一人間に勝てない能力、それは創造性です。
コンピュータを生み出したのが人間のアイディアであったように、無から有を生み出す事のできる人間、自分の頭で考え、価値を提供できる人間だけが生き残れる時代が来るという事です。
考える力が成功には不可欠だと、分かっているようであまり意識してこなかった人も多いはずです。
しかし、多くの成功者に共通するクリエイティブさは、これからの時代を生き抜く上でも磨き続けなければならない要素である事が分かります。