世の中には、二通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人だ。
(本田健 『ユダヤ人大富豪の教え』 だいわ文庫)
自由人は、経済的、社会的、精神的に独立し、誰からの援助も指図も受けない。反対に、不自由な人は、経済的、社会的、精神的に誰かに依存しており、自分が本当にやりたい事を忘れ、或いは考えようとせず、自分の人生そのものを、自分の両親、兄弟、結婚相手、政府、会社に預け、何とかしてもらおうとすると、本の中で説明されています。
どちらの立場に行くのか、それを選ぶのもあなたの自由です。自由人は、日々、自由、チャンス、豊かさ、楽しさ、与える喜び、感謝に満ちた生活をし、不自由人は、窮屈さ、徒労感、貧困、欠乏、競争、嫉妬、イライラ、不満、怒りなどを感じながら生活しています。
私は学生時代から数年前まで、間違った方向で努力をしてきました。例えば、法律、情報、語学等の資格を取る事で、安定した給料が得られると、それで豊かになれるという考えでした。
しかし、自由を目指すという選択肢においては、これは大きな間違いだという事に気付きました。結局、私が得ようとしていたのは会社からの評価であったり、就職に役立つ為のスキルでした。
これは、そもそも会社に雇われるという事を前提とした努力であって、自由という豊かさを得る為の努力とは分野が異なるという事なのです。
一方で、会社で得られるものも多くあります。ですから会社は学びの場として考え、自分の人生までも会社に預けないようにしっかりと自分のマインドを構築していくべきだと思っています。
格差が広がる速度と範囲が大きくなり、豊かな人はより豊かに、貧しい者はさらに貧しくなっているという統計データがあるそうです。貧困層は豊かさを求め、少しでも時給や条件のいい会社への雇用という手段を選びます。しかし、それは抜本的な解決方法ではありません。
仮にあなたの道が間違いだと気付けば、それを素直に認め、正しい道への舵を取りましょう。
それでは、相場の動きを見て行きましょう。
先週の相場ですが、日経平均株価は前日比65.01(+0.34%)の上昇で、終値19,467.40円となりました。
さて、株価は前回の予想に反して、中期線を越えてきました。19,500円に届かず、陽線コマというローソク足になっています。
さて、このまま19,500円を越えるかどうかですね。私は大きな節目でありますので、そろそろ下げてくるだろうと考えていますが、仮に19,500円を越えてくるようであれば、戦い方を変え、多少の買いも必要でしょう。来週が楽しみですね。