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【自分の意見を変えない人】 成功者の格言
「自分の意見を変えようとしない人は、淀んだ水であり、心は爬虫類と化している」コミュニケーションのパターンを変えようとしない人も、同じ危険性を孕んでいる。
(アンソニー・ロビンズ 『一瞬で自分を変える法』 三笠書房)
自分の意見を変えないというのは、思考の上書きができない人であって、過去にインプットした考え方に疑いを持てない人。いつまでもそれが正しいと思っていて、新しい情報を遮断しようとするマインドになっている人です。
著者は、このことに関して「できるだけ多くの可能性を試すことがより良い人生を生きる秘訣であり、いつも同じやり方や戦略で押し通す人は、ギアが一つしかない自動車でドライブしているようなものだ」と言っています。
成功者の話しを聞いていて、過去に上手くいった方法というのは、その時々の条件に適した方法だという事が分かります。つまり、その時はこの方法で成功したけれども、次も必ず上手くいくとは限らないという事です。
仮に同じ問題が起こっても、周りの環境や条件が異なる事によって、同じ方法では対応できない。寧ろ間違った結果になる事だってあるという事です。
成功者は多くの経験をして、多くのパターンを知っている。その上で、最も適した選択を実行している。しかし、それでも間違う事だってある。
ですがその分、思考のひきだしは増え、決断に迷いは無くなっていくというわけです。
規則に対して、こうだからこう。それを押し通す人がいます。それは決して間違ってはいません。優秀で真面目な人だと思います。しかし、このマインドではただの操り人形です。
組織に縛られ、そこから抜け出せない。規則も万全ではありません。改善すべきところが絶対にあるのです。それを自ら変えていける人。今は仕方ないけれども、変えようとする人。
成功者とはこれができる人ですね。
私はそう考えています。