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【自分の給料は自分で決められる】 成功者の格言
あなたが犯す最大のまちがいは、自分が他の人のために働いていると考えることだ。しかし、実際には、あなたは就職したときから退職するまでずっと自分の力で生計を立てているのだ。
(ブライアン・トレーシー 『お金持ちになる人、ならない人の仕事術』 アスコム)
給料は会社が決めることであって、自分ではどうする事もできない。そう考えている人も多いのではないでしょうか。だから、与えられた仕事をひたすらこなし、それが終わればもっと仕事をくれと上司に言う。
そうする事で自分が注目され、評価されて昇給される。恐らく懸命に業務に励んでいる真面目な人程、このような思考で日々歯を食いしばって頑張っていることと思います。実は私もそうでした。
しかし、周りを見て何か不思議な光景を感じていませんか?きっと感じていると思います。では何に?それは、なんであいつが昇給するの?昇格するの?という疑問です。
絶対俺の方が仕事をしているし、能力も上のはず。真面目にしているのは俺の方だ。なのに何故こんな不合理な現象が起きているんだ?絶対に間違っている。
そんな憤りが絶対にあると思います。私のブログを読んで頂いているあなたなら、きっと日々努力しておられることでしょう。
もしもあなたがこうした境遇の中にいるのであれば、あなたはこれから、給料は自分が決めるというマインドに変えて下さい。
恐らく今のあなたは、自分の希望なんて言ってはいけない。それはルール違反であって、指示された事を何でも受け入れて、それに適応できる自分になる事が優秀な人なんだ。こうした考えで仕事をしておられると思います。
しかし、あなたに必要な事は、あなたという存在を経営していると考えるという事です。自分の感情を制御し、自分という経営資源に投資し、マネジメントをしていく自分になる事です。
ですから、昇給を望むのであれば、トップと交渉する。それが答えです。そんなの出来ないよ。でもやるんです。
「自分の意見を言って、クビになった者は誰もいないが、何も言わずにクビになるものはたくさんいる。」これは、私が直接聞いたトップの言葉で
す。要するに意見を言う者を嫌うトップはいないという事です。あなたの見えないところで、他人はこのような交渉をトップまでもいかなくても、周りの上司に日々行っています。それは何らかの意見を述べているという事であり、自分自身の営業をしているということです。その点においては、あなたよりも一歩上かもしれません。
不思議な現象には、こうしたカラクリがあるのです。理不尽ではありますが、これが社会だと私もよく考えました。
現状に満足せず、一歩、そのまた先を見て生きる。こうした思考があれば、あなたは成長し続けます。闘おう!