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【ラポールという強力な絆】 成功者の格言
成績のいい優秀なセールスマンになるにも、良きパートナー、良き友人、説得に長けた政治家になるにも、必要なのはラポール、すなわち強力な「絆」だ。
(アンソニー・ロビンズ 『一瞬で自分を変える法』 三笠書房)
ラポールを築く事は、人間にとって最も大切なスキルの一つであると言われています。相手との絆、それは相手と共感し合う事によって成り立つ人間関係です。
人はよく、相手のちょっとした言葉のニュアンスや行動に違和感を感じると、ひょっとしてあの人、私の事が嫌いなのかなと勝手に解釈してしまいます。
そして、一度そう思ってしまうとなかなか相手との距離を縮める事ができず、それが解消されないと、自分も相手の事を嫌うようになります。
「自分が嫌いなら、きっと相手も私の事を嫌っているに違いない。」よく言いますね。そう考えて、相手が私の事を好きになってくれるなんてもう無理だ。だったら私も相手を嫌いになるしかない。そんな風に考えてしまう事もあります。
しかし、あなたは人生をそれほど複雑に考える必要はないのです。大切なのは、自分が相手をどう思うのかという事だけなのです。
自分と全く共通点の無い相手なら、すべからく相手を好きになるなんて事はありません。ですからそんな人とは初めから接点など無いはずです。
相手に惹かれるものがあるから、相手が気になるわけです。相手が自分をどう感じているのかなんて考える必要もなく、自分は相手の事が好きだという事を知らせてやればいいのです。
つまりそれは、自分の魅力をアピールし続けるという事です。相手の言動なんて何も気にしなくてもいいのです。そんなのいちいち気にしていたら疲れてしまいますよ。
ですから、たとえばどんなに嫌われようが、私はあなたが好きです。という態度が大切なんです。
それでも相手が離れていくようなら、今まであなたが感じていた相手の魅力は偽物だったと思うしかありません。
人はプライドが邪魔をしてなかなか素直になる事ができません。しかし、変なプライドをへし折って相手に自分から近付いた時、人間関係が上手くいき、得られるものは大きいと思います。
「腰は低く、志は高く」これは私の恩師が教えてくれた言葉です。
まさにこれですね。