【責任の自覚と成功】 成功者の格言

責任をはっきりと自覚し、他人に頼らない人ほど、周囲が援助を差し伸べてくれる。逆に他人に責任をなすりつける人は、やがて誰からも相手にされなくなる。

(ブライアン・トレーシー 『働きがいのある人生』 きこ書房)

個人の責任は、社会にとっても、生きて行く上でも重要な問題です。これには大きく分けて二つの考え方があります。まず、誰にも何の責任もないとする考え方。不幸はすべて政治や社会や会社に責任があると信じて疑わないタイプ。そして、もう一方は、個人の自由が認められている社会では、全てにおいて個人の責任が問われる。という考え方です。

あなたはいかがお考えですか?もし、前者だという方は今から考え方を改める必要があります。私たちはみな、自分の行動の結果に責任を持たなければいけません。何かをするにしても、しないにしても、常に責任は自分自身にあるのです。責任を負う覚悟がなければ、自由も幸福も手に入らない。そう考えなければいけません。

成功する為には、それ相応の責任を負うということが求められます。そしてその責任は自分以外には引き受けられません。言い換えると、筋を通すということになります。筋を通せない人、例えば自分は30%の力しか出していないにも拘らず、相手に90%の尽力を求めるというのは、明らかな筋違いであり、相手からの信頼を失うということになってしまいます。つまり、責任を負うから人に好かれ成功し、責任を負わないから成功しないということになります。

人は、分からない事があればすぐ人に頼ろうとします。分からない事を放置せず、必ず解決するスタンスというのは正しい事です。また、分からない事を分かる人に聞くというのは賢いやり方だと思います。しかし、重要なことは、どれだけそのことについて自分で調べ上げたのかということです。

成功する人は、分からない事に出会うと、まずは自分自身で徹底的に調べます。そして更に上を行く人は、実際に試してみて、そこから法則を発見したりしてしまいます。そもそもマインドとして、物事の本質を探ろうとする癖があるのです。自分でやるから自分で責任を負えるし、人に頼ろうとしないから責任転嫁しなくなるのだと思います。

すぐ人に頼ろうとする人の思考というのは浅いんです。ほとんど理解の無い状態で人に質問するから、答えを得ても理解が浅く、それほど腑に落ちません。一方で、自分で深く考えた後で、自分の意見を持った上で相手から得た答えというのは、理解度が全く異なります。恐らく次に同じ質問をすることは無いでしょう。

成功する為には、何があろうと、決して言い訳や責任転嫁をしてはいけません。「私には関係のないことだ」と口にすることも頭の中で思ってもいけません。これは未来の無い人のすることです。あなたは自ら進んで責任を負う人間にならなければいけません。

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