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【自分を会社の社長だと考える】 成功者の格言
あなたはあなたという個人サービス企業の社長だ。毎日、毎週、毎月、あなたは市場に赴いて、いちばん高値で入札した相手に自社のサービスを売る。あなたという個人サービス企業の社長として、あなたは自分のマーケティング、つまり市場に最も魅力的に見えるよう自分を売り込むことに完全な責任を負っている。
(ブライアン・トレーシー 『ブライアン・トレーシーの「自己変革」』 PHP)
成功するためには、自らを、自分という従業員一人の会社の社長だと思わなければいけません。
競争市場に対して、個人サービスという製品一つで勝負し、自分の人生と自分の身に起こること全てに100%責任があると考えましょう。
給料を払ってくれるのが誰であろうと、あなたは常に自営業者です。ですから、あなたは誰かのためではなく、自分のために働いていると考えなければいけません。
あなたを雇っているのはいつも他ならぬあなた自身なのです。
もしあなたが会社に勤務しているとしても、誰にも依存しない、一匹狼というマインドを持つことが大切です。実際、会社のトップは最終意思決定権があるという意味で一匹狼です。
そしてそのステージに行くためには、自分の実力を高めるしかありません。
経済的な自立を確立するためには、自分のビジネスを持つ必要があります。会社のトップと同じく、自分で決断し全責任を負うということです。
名著「金持ち父さん 貧乏父さん」では、4つのクワドラント(ビジネス形態)
E:従業員(employee)S:自営業者(self-employed)
B:ビジネスオーナー(business owner)I:投資家(investor)
を説明しています。そしてこのうち、BかIになることが、お金持ちになるための近道であると述べています。
このことからも分かるように、豊かになる為には、自分としての個を確立すること以外にはありえないということです。ですから、仮に今の勤務形態が従業員であったとしても、あなたはBかIになったつもりで業務に励み、BかIを目指していくことに主眼を置かなければいけません。
企業に依存しないというマインドは、自分自身を成長させるきっかけであると思います。
そういうマインドを常日頃から持っていると、たとえ言葉に出さなくても堂々としたオーラをまとい、言動にも変化が生じてくるはずです。
そうなると、他者から注目され、信頼を得ると同時に自信が持てるようになります。
その確固たる自信は、自分のブランドを築き上げ、その分野で一流の人間になれる。成功者になるという目標を達成することができるに違いありません。