- Home
- 成功マインド29箇条
- 「守破離(しゅはり)」を貫く
「守破離(しゅはり)」を貫く
皆さんこんにちは、黒乃雅斗です。
今日は、守破離(しゅはり)という言葉についてお話しします。まず、守破離とは、稽古を積む課程、すなわち修行における順序を表す言葉で、独自の境地を拓く道すじとして、師の流儀を習い、励み、他流をも学ぶことを重視した教えです。
一般的には、「守」は、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。「破」は、師の流儀を極めた後に他流をも研究すること。「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこととされています。
つまり、武道における修行が人生に深く関わっている以上、その修行には限りがなく、限りなき修行に没入することを最終的には求めている。という言葉です。
全ての成功者は、一から自分のオリジナリティで勝負してきたわけではありません。成功者のしている事、教えを素直に守り、ひたすら基本を身に付ける。この第一ステップを通過するという段階を経ているのです。
最初は教えを守ります「守」。次に自分のオリジナリティを3割加えます。それが、守の殻を破り、躍進する段階であり、今までの教えを基礎として、自らの個性を発芽させる事になります「破」。
そして、十分な修行を終える事ができたら、完全に師匠から離れ、師匠のやり方と自分のオリジナリティの比率を逆転させ、どんな流儀にもとらわれない自分のノウハウを発揮するのです「離」。
どんな成功者にもスタートがあり、必ず「守破離」を守ってきたということを絶対に忘れてはいけません。
成功者というのは、普通の人達より何十段、何百段もの階段を先に駆け上がっているのです。一足跳びにはその地位にはたどり着けません。また、そんな楽な話などあるはずがないのです。
堀江さんが、「ゼロ」という著書の中でこう言っています。
「人は誰しもゼロの状態からスタートする。そしてゼロの自分にいくら掛け算をしても、出てくる答えはゼロのままだ。知識やテクニックを覚えるのは、1を積み重ねた後の話だ。最初の一歩は、足し算であり、掛け算を考えるのは、ずっと後の話なのだ」と。
これも守破離という言葉を意味しているものだと思います。
「絶対に成功する!」という比類なき情熱、そして地道な行動が、小さな自信を築き上げ、あなただけの成功を手にする事ができるのです。