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他人の目で自分を見て我に返る
こんにちは、黒乃雅斗です。
人はたいてい壁にぶつかるまで、自分の考え方が正しいとの前提に立ち、同じ行動を繰り返します。
ただ、往々にして人は未熟な段階で正しいと思う事は、どこか微妙にずれていたり、勘違いしていたり、そもそも真向から間違っていたりします。
そして、壁にぶつかった時、我に返り、反発したり、そこに立ち止まってみたりします。
これは、慣性の法則が人にも働くという事です。
慣性の法則とは、外から力が作用しなければ、物体は静止または等しい速度で運動を続けるという法則であり、ニュートンの運動の法則の1つで運動の第一法則とも言います。
ここで大切な事は、若干の抵抗や障害に出会った時、自分の考え方を他人の目で見て、本当に正しいかどうかを疑い、修正する事です。
大きな壁があると、人は立ち止まり考えます。
でも小さなノイズであっても、客観的に再考する事ができると、人生はより進化していきます。
間違っていると思ったら、自ら抵抗力となり、行動を止める。
この事は、私が通っていた小学校の体育館に「過知必改」と書かれた額が、天上に掲げられていた事を思い浮かべます。
私は先生にこの言葉の意味を質問し、これは「自分の間違いを知ればすぐに正す」という事だと聞きました。
その時からこの言葉は私の記憶に深く刻まれ、人生の基本的な考え方の一つになっています。
大きな壁にぶつかる事で大きく考え直す事は、もちろん大切です。しかし、小さな障害でも考え直せるという事は、もっと大切です。
なぜなら、小さな障害で考え直していければ、そもそも大きな失敗には繋がらない。つまり、多くの失敗を経るお陰で大失敗を防ぐ事ができ、その先の成功を掴み取る事ができるからです。
多くの場合、人は間違った考え方でスタートします。
だから、障害の有無を問わず、微修正と大きな修正を適宜かけていかなければなりません。
それが、若干の違和感で行える人間になれればよいのです。
では、動かない人間はどうすればよいのでしょうか。動かない人は、動くきっかけができない限り動きません。動いて失敗して、修正しない人も問題ですが、そもそも行動を開始しない人も問題です。
人が動くきっかけは影響です。
影響を受ける為には、細かい事まで観察しようとする能動的な意思が必要です。
その影響がプラスになるか、マイナスになるかは、その人の心の安定性とそれまでの経験が関係してきます。
正しい考え方に出会い、正しい方向へ行動を続ける事で、人生が変わり、豊かな人生を歩む事ができます。
他人の目で見て我を振り返り、自分を成長させる。そして自己成長を最大の生きがいにする。私はそんな人生を送りたいと思っています。