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分別のない人間になる
こんにちは、黒乃雅斗です。
分別がある者は、自分を世界に合わせようとする。分別がない者は、世界を自分に合わせようと躍起になっている。ゆえに、分別がない者がいなければ、進歩はありえない。
これは、近代演劇の確立者として知られるアイルランド出身の劇作家、ジョージ・バーナード・ショーの言葉です。
かつて、ヘンリーフォードが自動車の量産を始めた時、多くの人は抵抗を示しました。
馬車という高貴で品格のある乗り物に対して、車の様な野蛮で危ない機械が代替できるわけがないと。
また、戦国時代に最強と言われた武田軍の騎馬隊を、織田信長が撃退した長篠の合戦でも、刀や弓矢という古来の武器から、鉄砲という高き文化の最新兵器を使い、戦術の革新を起こしました。
当時の鉄砲の有効射程距離は約200メートルで、弾丸の装填には25秒ほどの時間がかかりました。
有効射程距離に入った敵に一発撃つと、相手の駆ける速度の方が早く、二発目を発射する余裕はありません。
そこで、たくさんの鉄砲を使って三段撃ちを実行したのです。
最初の組が撃ち終わり、玉込めにかかると二番目の組が撃つ。
そして二番目の組が玉込めにはいると三番目の組が撃つ。その間に最初の組の装填が終わっているのでまた撃つ 。
こうして織田軍は新たな武器で新戦法を考えて、勝利を果たしたという事です。
「人の行く 裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け」
これは、株式相場をはじめとして相場で利益を得るためには「他の人とは逆の行動をとるべし」という格言です。
人が通らない裏道にこそチャンスがある。ただし、裏道にしろ表道にしろ、行くならスピードが大事という 、天下人豊臣秀吉に仕えた戦国時代の茶道家、千利休の言葉です。
私はこの言葉を知った時から、常にこの事を意識して行動しており、信条の一つにしています。
なにも無理やり特別な事をしようとする必要はないと思っています。
ただ頑固にならず、時代の潮流に逆らわず、成功者の助言に素直に耳を傾けて即実行に移す。
それができれば、あなたは大抵の多くの人とは違う道へ進む事ができます。
そして、その先にある新たな果実を手にする事ができるのです。