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【自分を追い込んで成果を上げる】 成功者の格言
その日その日を、何か緊急事が起きて明日から一カ月間、町を離れなければならなくなった、と想定して過ごそう。一カ月留守にしなければならなくなったら、何をしておかなければならないだろう?いますぐそれにとりかかろう。
(ブライアン・トレーシー 『カエルを食べてしまえ!』 ダイヤモンド社)
自尊心、つまりあなたの人格の核になっているものは、「自分自身による自分の評価」によって決まります。
自分がなしたこと、なしえなかったことによって、自分の評価は上下します。
良い点は、自分を追い込んでベストを尽くした時や、自分以外の者ができないようなことをやった時には、自分を素晴らしいと思える事です。
成功する人たちは、常に自分を追い込んで高い成果をあげようとしています。
成功できない人たちは、人から指図され、追い込まれなければ何もできない人たちです。
これは、パーキンソンの法則からも言えることですが、タイムリミットを短く設定し、自分を追い込むことで、より多くのよりよい仕事を速やかにやり遂げることができるようになるということです。
ですから、あらゆる仕事や用事に短い期限を設けましょう。期限を設けたら、それにこだわり、クリアするようにしましょう。
では、期限を設け、良い結果を最速で出す為には何が必要なのでしょうか。
まず最初に必要なことは、下地です。つまり環境のことです。その具体的な環境の条件として、以下のことが挙げられます。
一つとしては心の安定です。なるべくストレスを受けないようにし、ストレスを与えてくる対象を寄せ付けないようにするということです。
二つ目としては、頭の中の単純化です。これは、複雑化した頭の中をシンプルに置き換えるということです。
自分がこれから何を目指してやっていくのか、その理由をはっきりさせることが大切です。
たいてい人は自分が大変になると、上手くいってそうな他人のことが羨ましくなります。そうなってしまうと、ぶれが生じ、何もかもが中途半端な結果になってしまいます。
そうならないように、自分がどういう理由でそれを選びやっていくのかということを明確にしなければいけません。
そうすることによって、意思がぐらつかず、ぶれずに行動することができるようになります。
なるべく目標を一つに絞り、その目標を達成することに関連することだけに集中してやるということが大切です。
三つ目は、整理整頓です。よく2Sと言いますが、重要なことです。
たとえば、読まない書類や、読まない本、着ない服など、全部捨てましょう。もったいないという人は、新しいものが入ってきません。
余計なものを置いておくことによって、過去の記憶を呼び起こすことになります。あなたにとって過去はもう必要ありません。無駄な時間を費やすことになるだけです。
多くの成功者達は、自分を極限状態にまで追い込み、先手で物事を成し遂げようとしています。先手でやることによって、実行する速度が、そうでない人と比べると圧倒的に速くなり、その結果、誰もが追いつけないようなレベルまで成果を出すことができているのです。
ですから、あなたも自分の目標にハードルを設定し、自分を追い込む習慣を身に付けましょう。そうすることで、能率的で大きな成果を上げる人間になれます。