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【価値ある活動を選ぶという事】 成功者の格言

あなたが取り組みたいことがふたつあれば、どちらがあなたにとって価値のある活動なのかを考えてほしい。こうしていい時間の過ごしかたを選ぶ力が、あなたの人生をすばらしいものにする。
(ブライアン・トレーシー 『フォーカル・ポイント』 Discover)
目の前に分野の異なる課題が2つあって、どちらも優先度が同じぐらい高いという状況があった時、私はどちらか一方を一度思考から外すようにしています。
同時並行で両方をやり遂げられる人なんて、そう多くはいないでしょう。おそらく両方をやると、どちらも中途半端になってしまい、未完成な状態で期日を迎える事になると思います。
例えば、それが資格試験であれば両方不合格になるだろうし、何かのプロジェクトであれば解決策すら見つからないまま、終了という運びになるでしょう。
では何故そう言うのかというと、自分自身がそうして何度も失敗してきたからです。
大げさに言うと、医者になろうとする人が弁護士にもなろうなんて余程じゃない限り無理ですよね。
なので、何度も言っている事ですが、物事に取り組む時は一点に集中すべきだと思っています。
私は、一点集中型の人間だというぐらい、この方法を実践しています。そう言うと、お前は一つの事しかできないのか。という輩もいますが、そういう人は、はっきり言って今まで何かに熱中するとか、真剣にやるという事をあまりやってきていない人ではないかと思います。
楽しさや達成感というものは、熱中する事から生まれます。それは勉強でも、遊びでも、ゲームでも、株でも仕事でもそうです。やって楽しいと思えないようでは、絶対に上手くいきません。
それは、やる事を絞って真剣に取り組んだ人間でしか分からない事です。頭の中を整理して、やる事をシンプルにし、そしてそれをとことんやるという事。これは本当に大切な成功マインドだと考えています。