絶対に「ここでいいや」と満足しない。なにがあっても、いくつになっても「あのころはよかった」とは口にしない。心から「いま」がいちばん楽しいと言えるように生きていく。
(堀江貴文 『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』 ダイヤモンド社)
何でも練習、トレーニングが必要だという事をとことん実感している毎日です。
先生に習った事や、一度聞いて分かったと思った事って、それを実戦で使えるようにならないと本当に意味が無いという事です。
例えば心理学を学んで講師になりたいという目標に対して、自己啓発に関する本を読んだだけで満足してしまう事。もっと最悪なのは、本を買っただけで満足してしまうという事です。
これは、目標があってそこに辿り着きたいと思って行動した事でも、ある程度の満足までいけばその時点で終了してしまうという、気持ちの悪さから起こる事です。
つまり、絶対に目標を叶えるというモチベーションが持続しないという事。ですから、これを繰り返している限り、想いはあっても成功に結び付く事はありません。
私自身も、お金を払ってセミナーに参加して講義を聞いただけでやった気分になっていた事が多くあります。
しかし、ただ学んで知識を得ただけでは何も起きないし、その知識って使いものにならないという事です。
重要なのは、学んだ後に、その知識を実践して自分なりの気付きを得るという事です。
言われた通りに実践してもなかなか上手くいかない。それもそのはず、講師と自分は性格も違うし、そもそも行動パターンが違います。
ですので、自分も講師の様に上手くできるようになる為には、学んだ事に自分の性格に合わせた一工夫を加えなければいけません。
それが、訓練であり、練習するという事。
練習の中で、学んだ事の理解が深まり、勘違いにも気付く事ができます。
現状に満足しないというマインドは、結果に対してというよりも、結果が出るまでの過程において意識すべき事であると思います。
今が最高であると思える自分がいるとすれば、それは現在進行形で頑張っている自分がいるという事の証ですね。