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好きな事をやっても儲からない5つの理由(前半)
今回は、好きな事をやっても儲からない5つの理由について解説していきます。
まず1つ目は、そもそも儲かる仕組みになっていないという事です。それ誰が買うの?という商品を扱っていたり、売上に対して原価や経費の割合が高く、たくさん売れたとしてもあまり利益が出ないといった状態の事です。
さらにひどい場合になると、原価の方が売上よりも高いという事もあります。本人は自分の好きな事をしているので満足していますが、儲かる仕組みになっていないと、その活動は長続きしません。
結果として、豊かさを諦めるか、嫌な事でも我慢して働く毎日に戻る事になってしまうのです。
大切な事は、好きな事をやる一方で儲かる仕組みを作るという事です。自分の好きな事を続けたいのであれば、その活動からしっかりと利益が出るようにしなければいけません。
好きな事と儲かる仕組みの両立が、成功するビジネスの道と言えるでしょう。
2つ目は、広告を出していないという事です。
この様な人は、自分の好きな事をしていれば、特に広告をしなくてもお客さんが自然にやってくると思い込んでいます。
特に自分で作っている物や提供しているサービスに自信がある人に陥りやすい事です。良い物を提供しているので、黙っていても売れるはずだと思い込んでいるのです。
しかし、残念ながら黙っていてもお客さんが集まってくるという事は起こりません。なぜならお客さんは、あなたが素晴らしい物を作っている事も、素晴らしいサービスを提供している事も知らないからです。
どんなに素晴らしい事をやっていても、それを人が知らない限り、成功する事はできないのです。まずはあなたがやっている事を人に知らせる事が重要です。
3つ目は、一人で全ての事をやろうとしてしまう事です。
ビジネスをスタートさせて、大きなプロジェクトを実施しようとした時、自分に足りない部分をサポートしてくれる存在が必要になります。
複数の人が集まる事により、それぞれ好きな分野が異なってチーム全体でより広い範囲をカバーする事ができるようになります。
好きな事をやっても儲からない5つの理由(後半)
4つ目は、キャッシュフローを管理していないという事です。
好きな事をやっていても、キャッシュフローを管理していないと、気が付いたらお金が無くなり倒産という事が起こります。ビジネスが順調で利益がしっかり出ていても、必要なお金が払えないと、ビジネスを続ける事ができないからです。
黒字倒産という言葉がありますが、キャッシュフローをきちんと管理していないと、たとえビジネスが黒字でも会社は倒産してしまいます。
5つ目は、守りが甘いという事です。
あなたのお金を狙う敵は身の周りにたくさんいます。手元に残ったお金をしっかり守らないと、あっという間にお金が無くなってしまいます。
ビジネスの面だけを考えても、あなたがお金を守らなければならない相手は、従業員、取引先、顧客、税務署、競合他社等たくさんいます。
税務署はあなたのビジネスが生み出す利益から、少しでも多くの税金を取ろうとします。取引先、顧客、競合他社は、油断すると訴訟という形であなたのお金を奪おうとします。その他でも、様々な方法であなたのお金は狙われているのです。
守りが甘いと、あっという間にお金を持っていかれてしまい、あなたの所には何も残りません。その様な状況に陥らない様にするには、守りを固める必要があるのです。
ビジネスの展開に合わせ、税務、法務の面でもスキが無い様にしなければいけません。その為にも、優秀な専門家を雇う必要があるのです。
いかがでしたでしょうか?以上、『好きな事をやっても儲からない5つの理由』のご紹介でした。