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自分に最もあったビジネスを選ぶ事、ビジネスモデルを構築する事
今回は、好きな事をビジネスにする時に、特に重要だと思われる3つのポイントについて説明します。
ポイント1、自分に最もあったビジネスを選ぶ事
好きな事、好きな分野を選ぶ事は大切な事ですが、ビジネス展開するにあたっても、好きなビジネスを選ぶ必要があります。
ビジネスと一言で言っても様々な形態があります。自分が動くのではなく、チームを動かしてお金の流れを生む、人が動くのではなく、情報の流れや、自動の仕組みを作ってお金の流れを生む。などです。
しかし、どの様なビジネスを選んでも、ビジネスが自力で回転できる様になるまで、あなたは力を注ぐ必要があります。
だからこそ、あなたが楽しく力を注げるビジネスの形態を選んだ方が良いのは明らかでしょう。
ポイント2、ビジネスモデルを構築する事
自分で仕事をしている時は、儲かるかどうかは比較的簡単な収支計算から分かります。
しかし、より多くの人が関わる様になったり、複雑な仕組みになってくると、本当にそれが儲かるかどうかは分かりにくくなってきます。
あなたが力を注いでビジネスが自力で回る様になったものの、結局全然儲からなかったというのでは、何の為に力を注いだのか分かりません。ですから、事前に儲かるかどうかをしっかりと検証する必要があります。
ビジネスの儲けの構造、仕組みの事をビジネスモデルと呼びますが、これは活動のどの部分からお金を生み出そうとしているのか、その為にはどの様な活動が鍵になるのかをはっきりと示したビジネスの設計図と言っても良いでしょう。
ビジネスモデルの構築が大切なのは、ビジネスの設計段階で、儲かりそうもないビジネスをやらないという判断ができる事でもあります。まずは自分で、このビジネスが本当に儲かるかどうか、十分にビジネスモデルの検証を行う事が必要です。
マーケティングの天才になる事
ポイント3、マーケティングの天才になる事
マーケティングとは、売れる仕組みを作るという事です。
店の前でお客さんに声をかけて、店に呼び込むというのはマーケティングではなく、セールスです。マーケティングとは、セールスを含めてどの様な活動をすれば継続的にお客さんに来てもらって、売上が上がるのかを考える事なのです。
極端に言えば、セールスしなくてもお客さんに来てもらう方法を考える事が、マーケティングなのです。
自分で好きな仕事をする場合にも、マーケティングは必要です。お客さんが来てくれない事には、お金の流れは生まれないからです。
ほとんどの場合、セールスだけでもなんとかお金の流れが生み出されるので、なかなかマーケティングにまで至りません。
しかし、自分が好きな仕事をビジネスにする時は、より大きなお金の流れを生み出す事に意識を向ける事でしょう。
すると、より多くのお客さんを継続的に引き付ける必要が出てきます。そうなると、やはりマーケティングがより重要になってくるというわけですね。
マーケティングの天才になる為には、人間の心理を理解し、情報の流れを作り上げる事が必要です。
人は感情で行動する生き物です。多くの人が、自分は合理的に判断して買い物をしていると思っていますが、実際は感情的に欲しいと思った気持ちを、理屈で正当化して買っているのです。
その為、どういう時にどんな感情的な反応が起こるのか、人の心理的側面を理解しておく事は、マーケティングを成功させる上での条件です。
その上で、人はどの様な時にどの様な情報に反応するのか、特定の人に気付いてもらう為にはどの様に情報を流せば良いのかなどの、情報の出し方や流れを設計する事が必要です。
いかがでしたでしょうか?以上、『好きな事をビジネスにする時に、特に重要だと思われる3つのポイントについて』のご紹介でした。