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【考える人になる】 成功者の格言
勝者は常に自分の成功を勤勉と努力によるものだとし、凡人は自分の失敗を不運のせいにする。
(ブライアン・トレーシー 『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』 ダイヤモンド社)
成功し、幸福で、健康で、繁栄している人々は、自分の人生をコントロールする原則を見つけ、その原則にそって生きる事ができるように人生を設計した人々です。
「原因と結果の法則」において、どのような作用にも、同等で逆の反作用があるといわれているように、どんな行動にも必ず結果が伴います。
どんなプロジェクトでも、最初に自分の行動を決めると思いますが、いざ行動を起こしてみると、思い通りの結果にならない事が多いです。
成功する人々は自分の言動がどんな結果をもたらすかについて凡人よりも思慮深いです。対して成功しない人々は、自分の言動の結果を考えず、不注意と言えます。
成功する為には、考える時間を持たなければなりません。情報を仕入れて、そのまま情報通りにするだけで上手くいけば話は簡単です。しかし、その程度で成功を掴むことはできません。
人は、考える事に不誠実です。よくわからない事や都合の悪い事を、見て見ぬふりをしようとします。それを変えられるかで、考えられる人間かどうかが分かれます。
ゲーテは、行動するのは簡単であり、考えることは難しいと言っています。そして世の中の人は、頭では分かっていてもなかなか行動に移せないと言います。しかし、実際のところ、そういう人は本当は頭ですら分かっていません。
行動できないのは、自分に行動力がないからではありません。自分に考える力が足りないからなのです。
人間は、理由があれば行動できます。理由が分かれば、どんなに辛い事であっても行動できてしまいます。それは、未来を生きるからです。
今ではなく、未来の為に行動する。そう考えることによって、現状の問題を打破しようと必死になれるのです。
「考える」というのは、無限です。失敗した時、目標を実現しようとする時、選択する時、捨てる時、様々なシーンで考えなければいけません。そして、その考えるという行為自体をより深く考える必要があります。
望ましい結果を作り出し、その先にある幸せを見ようと努力する。
そういう勤勉さが大切だということですね。