【与える人とそうでない人の違い】 成功者の格言

給料をもらう人間は働いている時間が退屈なので、その時間が早く過ぎないかだけを考えている。普通の人は、「人からもらえるもの」にしか興味がないのだ。だから、金持ちになれない。

(本田健 『ユダヤ人大富豪の教え』 だいわ文庫)

成功する人とそうでない人の違いは、自分の仕事を好きでやっているか、それとも義務感でやっているかにあります。

成功者は、自分のやっている仕事にワクワクし、今度は何をして人を喜ばしたり感動させたりできるだろうかと考えています。

実際に、スターと呼ばれる人達や、事業で成功している人達は、その仕事を辞めるのが難しいくらいに自分の仕事を愛しており、自分の利益は考えていません。

例えば、同じ営業マンで、同じ事をやっているのに成績が全然違う人がいます。それは自分の利益ばかりを考えているか、それとも相手の利益も考えているか、或いは、相手の利益だけを考えているか、という違いによって生じています。

実は、相手に与えようとする気持ちが強ければ強いほど、逆に大きな利益をもたらすという結果が出ています。

やはり人との取引において、相手に良い印象を持ってもらうという事が最も大切な事だという事が分かります。

それは会社という枠組みにおいても言える事で、大変まじめで優秀な人でも、挨拶もせず、下を向いているようでは、やはり認めてもらうのに時間がかかります。

一方、仕事は適当で、なんとかしてサボってやろうとする者でも、元気があって愛敬のある者は、上司から好かれ認められるという事が多いです。

上司は、自分と同じカラーの人間を好むので、仕事に対してどうと言うよりも、人間性という部分に注目してしまうのです。

これは、実際に私が企業で色々なシーンを経験してきて分かった、私なりの主観です。

もしもあなたが、頑張っているのになかなか認めてもらえないと感じているのであれば、少し笑顔を増やしてみてください。人は単純な生き物で、それだけで、あいつ最近明るくなったなと良い印象になります。

それがきっかけで、今まで気付いてもらえなかった本来の仕事の出来栄えに目線を向けて貰えるようになると思います。

要するに、そこが入口です。入口を塞いでいるから相手が入ってこれなかったというわけです。人と人との関わりは、信頼性が全てです。それがあれば、相手は味方になってくれます。

一人で社会を生きるか、他人のパワーを借りて生きるかの差です。当然、多くの人のパワーを借りられる人が成功する人だと言えます。それだけの信頼がある人だからです。

人間一人では生きていけません。本心からそう思い、謙虚な姿勢で誰かの役に立とう。そう思える人間が、最後に笑い幸せな成功者になれる様な気がします。

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