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パーキンソンの法則
こんにちは、黒乃雅斗です。
今日のテーマは、パーキンソンの法則です。
以前、80対20の法則という話をしました。これはパレートの法則とも言われ、成果の薄い8割の行為を今すぐ停止し、成果の出る2割に集中する。 つまり、10個あったら2個しかやらず、仕事を重要な事だけに制限する。 そうする事で、結果として利益が2倍になるという事。その重要性について説明しました。
そしてこのパレートの法則の逆が、パーキンソンの法則となります。パーキンソンの法則とは、イギリスの歴史学者シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則で「仕事の量は、完成のために与えられた時間まで膨張する」という事です。
最低必要な以上に時間が与えられた場合、人は本質的に必要ではないことまで選択肢を増やしたり、作業を増やして時間を浪費してしまう傾向があります。
時間があっても、必ずしもそれがそのまま結果に比例的に現れるわけでもないのです。
例えば、8時間働いている人が、あえて2時間で終らせる。そうすると、人は致命的であり、やばいことだけをやるようになる。つまり重要な事だけが選別され、それにより、成果が上がるのです。
仮に 企画書を作成するような場合、 デッドラインが1ヶ月間あると、その人は無駄な資料をたくさん作る事になる。しかし、「今週の金曜日までに作ってね」と言うと、本当に必要な事だけが書かれたメッセージ性の強い、良い企画書が作成されるのです。
いずれにせよ、「人は資源を使い切る傾向がある」という法則を表現しているのが「パーキンソンの法則」です。
普段、1時間ぐらいでやっている仕事に対して、たまたまほかのスケジュールが空いて半日かけてやったところ、結果はあまり大差ないクオリティになってしまった、なんていう経験がある人はいませんか?
これは多くの場合「パーキンソンの法則」の罠にはまってしまっているのです。
だから、期限を短く切って集中してやる。これが大切であり、成果が上がる、まさに珠玉の成功マインドです。